2013/10/27

メタリカ vol.1



メタリカがめっちゃ好きなんですけどこの前最近お知り合いになった方と飲んでいて「メタリカがヒットしたのって偶然だと思うんですよ」という話になった。
いや、実はラーズは相当考えてると思うよというのが自分の意見だったんですがラーズってYOSHIKIと似てる。ドラムがちゃんと叩けてないのにカリスマ性があるところとか。彼の頭の中には『世界最強のメタルバンド』を作るという明確なビジョンがあって、それを実践していった。YOSHIKIも自分の頭の中にあるイメージを具現化していった人だと思うし、そういうところも似ている気がする。
メタリカに限らずどのバンドにも成功には偶然の要素が多いけれど、彼らの場合は特にラーズのこだわり=メタル愛がバンドを成功へ導いたと断言できる。特にこの1983年の映像では、おそらくKill Em Allリリース直後のツアーだと思うがリッケンバッカーで高速フィンガーピッキングを決めるクリフバートンの姿が眩しい。デイブムスティン大佐を解雇し後任にカークハメットを抜擢し、初期の固定メンバーが揃ったツアーだ。
実はこの最強のベーシスト、クリフバートンを獲得するために彼らは活動拠点をロスからクリフのいるサンフランシスコへ移住している。(他にも理由はあるのだが)
一般ピープルの思考ではそこまではできないだろう。ベーシスト獲得のために東京から大阪へバンド全員が移住したなんて話は聞いたことがない。ただラーズにとってはこれが当たり前のことだった。メタリカを世界最強のメタルバンドにするためにはクリフのベースが必要だったのだ。

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